雪の大地に春到来を一番に告げる野菜「冬菜」は、小松菜の一種に分類され、県内では新潟市の女池菜、大和町の大崎菜などが有名ですが、旧豊栄でも以前は「新井郷菜」という名称で多くの農家が栽培していました。しかし、時代の食品ブームにのりきれずその名は一時、消えてしまいます。
この「新井郷菜」を、発祥地である新井郷の新井郷ハウス組合が、約25年前から新たに「冬菜」として復活させ、今では、大きくて品質の良い冬菜の種子だけを選抜採種し、以前よりおいしい、他にはないオリジナルな商品をつくり生産販売しています。
冬菜は、秋に種を播き、株を養成し、越冬後に気温の上昇にともない伸長する抽苔茎(とう)と葉を収穫します。とうの甘さとぬめりがあり、特有の風味のある地域特産野菜です。寒さが厳しいほど甘くなり、ほうれんそうやチンゲンサイとはひと味違った食感を楽しめます。
冬に不足しがちなビタミン、鉄分、食物繊維などを豊富に含んでおり、炒め物や和え物、おひたしなどほとんどの料理に合わせることのできるヘルシーで万能食材です。
